福祉の会社を運営しています
私は小さな会社を運営しています。


合同会社Fサポート芽
主に障害福祉サービスの相談支援事業所を運営していますが、
その他に、
自費の保険外サービス
ケアラーのためのサポートサービスも
やっています。(他のサービスもありますのでよかったらHPをご覧ください)
この
ケアラーのためのサポートサービス
をやりたいと思った経緯を今日はお話ししようと思います^^
経験から考えた『こんなサービスが欲しかった』
今の日本はケアする家族へのサービスはほとんどないのが現状・・・
各自治体が少しずつ始めている所もありますが、ほんのひとにぎりです。
私が住んでいる札幌市でもあまり周知されていませんが始めています。
これもずっと使い続けるサービスではなく、数か月に一度見直しがあり、必要ではないと判断されば終了してしまいます。
また、育児を担う子育て世代の方々への支援事業としては、あくまでも子育てに特化した事業で、ケアラーのための支援サービスとはちょっと違うのが現状です。
私は、ダブルケアラー時代に我が子を託児やベビーシッターに預けてケアをしたこともあります。
その当時はベビーシッターさんはあまりいなくて、色々な所に問い合わせては
母親の介護をしている傍で子供と遊んだり散歩に行ったり、ご飯を食べさせたりしてもらいたい
というニーズを聞いてくれる所を探した記憶があります。
当時道外に住んでいて、年に数回母のケアで子連れで帰省していた時です。
長男はまだ乳児・・・
離乳食が始まったばかりでした。
そして東京が本社のベビーシッター会社が受けてくださって、帰省のたびに何度かお願いしたことがあります。
それだけでもありがたかったのは言うまでもありません。
また、母のケアで疲れ果てた時
家事を担ってくれる人がいたらどんなに助かるか・・・
とも思ったりしました。
子どもの参観日に行けない事もあったし、長男の少年野球のお手伝いも行けませんでした。
そのちょっとした家事や育児がダブルケアラーだった私にはもう自分が三人くらい私がいてほしい
と思う事ばかりで、その都度その時に母を見てもらえる人がいたら・・・
と思ったことも・・・
ほんの30分でもいいから休ませてほしい
何度そう思ったことか・・・
そんな経験から、ケアラーさんのための何かサービスがあったら、と思い、始めたのがきっかけです。
ヤングケアラー時代は誰かに変わってもらう、お願いするなんてことは思いつくはずもありませんでしたが、
テスト期間中だけでも母の事を気にせず
集中して勉強したい
そう思ったことはありました。
受験の時もそうです。
ケアラーいとっては色々な世代の時々で悩みや思いがあります。
こんなことをお願いしてもいいの?
ケアするご家族や身内の方は、
ほんの些細な事でも出来ない
ことが多くあります。
私は
美容室に行きたいけど、子供や母の事があって行けない
そんなことも多々あり、今はベリーショートですが(笑)当時はロングヘアでした。
また、
ちょっと息抜きしたい。1時間でもお茶を飲んだり外の空気を吸いに行きたい
そう思っても、母の体調が良くない日もあると、1時間が命取りになってしまうこともあり、心配になって母を1時間一人に出来ないと思い、出かけられない日もありました。
そんな
ちょっとした些細なこと
でもケアラーサポートはお手伝いさせていただきます。
自分の人生は自分で選択できる
ケア生活をしていると、ついつい、自分の事が後回しになってしまいがちです。
自分の事はとりあえず脇に置いて
そんな事を考えている方も多いのではないでしょうか?
先ずはケア生活の中で
少しでも自分に目を向ける時間
を、作ってみてもいいのではないかと思うのです。
ケア優先が当たり前
の考えはまだまだあります。私も両親や身内間でそんな考えから意見の食い違いは多々ありました。
また、講演や研修に行かせていただく中でも、そんなご意見を頂くことはあります。
確かに家族です、が、それ以前に自分と言う事だけを考えるとしたら、
自分の人生は自分のもの
なのです。自分をまずは大事にしてあげてください。
当社は世代問わずケアラーのサポートを全力で応援します!
ケアラー、ヤングケアラーダブルケアラー等、
世代問わず、ケアをされている家族や身内の方が、ケア生活以外の社会とのつながりやコミュニケーションを持てるよう、
また
自分自身に少しでも目を向けられるよう
そんなお手伝いが出来ればと思っています。
有償にはなりますが、可能な限りケアラーさんのご要望にお応えしたいと思っていますので、まずはご相談だけでもお問い合わせください^^その後サービスを頼むかどうかはご自身で決めていただいて大丈夫です!