災害時に備えていおきたい・高齢者を守るための心得

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ここ数年続く日本での災害

ここ数年、日本での自然災害が増えています。先日も九州で大雨による災害が起こり、多くの高齢者が亡くなりました。その数か月前は新型コロナウィルスによるクラスターで高齢者の施設での感染拡大が広がり、その時にも多くの高齢者の命が奪われました。

高齢者は、心身の機能の低下から、免疫力や運動機能も低下することで、いざという時への動きが取れないことを念頭に置きつつ、災害時などへの備えをしておく必要があります。

避難所という選択肢を取ることや、1人暮らしであれば、緊急時に連絡を取れる第三者の方に災害時の時の連絡をお願いするなどし、高齢者が1人で対応できない場合のことを想定しておくことが大切になります。

いざという時のために普段から備蓄できるものや避難グッズなどを用意し、具体的な非難の方法や孤立した時の行動などを確認し、高齢者ご自身がわかるようにしておきましょう。

非難する時の注意点とは?

今回の九州地方の災害でも多くの高齢者の命が奪われてしまいました。避難指示が出てもなかなか実行に移るまでに時間がかかることで命を落とすケースも多いようです。

非難する場合には各自治体から避難指示が出ます。

【非難するタイミング】

・避難準備・高齢者避難準備(避難勧告や避難指示が発令されると予測される場合)

 避難に時間を要する方とその支援者が避難行動を開始しなければならない段階。

・避難勧告(災害による被害が予測され人的被害が発生する可能性が高まった場合)

 通常の避難行動ができる方が速やかに避難場所へ避難する段階

・避難指示(災害が発生するなど状況がさらに悪化し人的被害の危険性が非常に高まった状態)

 まだ避難していない方が緊急に避難場所へ避難する段階。避難行動中の方はすぐに

 避難を完了させなくいてはいけない。

※ただしこの順番に発令さるとは限りません。

高齢者などの避難に時間を要する方は避難準備・高齢者避難準備が出た段階で避難を開始する方がいいでしょう。また、避難情報が発令されなくても危険を感じた際には個人の判断の元直ちに避難を開始することをお勧めします。

【非難する場所】

自治体が失している指定避難場所を普段から確認しておき、所要時間や避難する時の手段などをシュミレーションしておくといいでしょう。ただし災害の状況によっては指定避難場所が危険となることもありますし、そこへ行くまでの経路が危険な場合もあります。そんな時は近くの安全な場所へ避難するといいでしょう。

また、必要に応じて《福祉避難場所》が設置される場合もあります。高齢や障害のある方など、特別な配慮を必要とした方が避難する場所となります。ただし、受け入れや運営体制が整った後に、順次開設される二次的な避難場所となるため災害の当初から利用できません。まずは指定避難場所へ避難しましょう。

心身のケアはどうする?

高齢者にとって環境が変わることはかなりのストレスとなります。また、災害のような切迫した中での避難となると緊張感により様々な症状を引き起こすこともあります。

・不安や混乱

・不穏や興奮

・うつ症状

・認知面の低下

など・・・

これらは高齢者だけでなく、誰にでも起こりえることですが、特に高齢者はこのようなストレスにさらされやすくなります。

対処としては、高齢者を1人にしないことや、正確な情報をきちんと伝えごまかさないことです。また、高齢者は様々な機能の低下などから、上記のような症状に気づかないこともありますので、いつも以上に細やかに観察することが大切になります。

また、避難場所でも看護師や医師など支援をしてくれる方が必ずいますので確実にそういった支援を受けるようにします。ご本人が支援を拒むこともあるかもしれませんが、ご本人の気持ちを尊重しゆっくりと向き合ったり、ご本人が出来ることなどの小さな役割をお願いするなどして、自分は役になっているという気持ちを持ってもらえるように関わることも大切な支援となります。

また、体の症状も出やすく、高血圧や食欲不振など、または持病が悪化することも考えられます。看護師や医師に相談の上対処をしていただいたり、体を少しでも動かすよう声をかけたり、水分補給も意識して取るようにします。

高齢者にとって、避難により様々なストレスにさらされ、普段はなかった症状が出たりと心身の不調を訴えやすくなります。家族や支援者の心の支えが高齢者の気持ちを安定させたり、人との関りによって大事に至らないこともあります。高齢者にとって孤独感が一番のストレスになることも大きいので、誰かがそばについてあげることが大切となります。

終わりに

近年災害が多い日本・・・

高齢者にとって災害時は素早く非難するなどの行動をとることが難しいのです。普段から誰が一緒に避難するのか?連絡手段はどうするのか?避難グッズをどうするかなど、様々なことに備えておくことが必要となります。

高齢者はメディアなどの情報が取りにくいこともあるので、いざという時の連絡手段は確実に確保しておくことが必要となります。そして、高齢者だからと言って正確な情報をあいまいに伝えるのではなく、少しでも不安を解消するためにも、正確な情報をその都度きちんと伝え、支援してくれる身近な人がいる安心感を持ってもらうことも安全に避難するためには必要となるのです。

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